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2026.05.20

田んぼに島が浮かぶ季節 国の天然記念物「九十九島」

 

田んぼに島が浮かぶ季節 国の天然記念物「九十九島」

象潟の田んぼに水が張られる初夏。
この時期だけ、象潟には少し特別な景色が広がります。

鳥海山のふもとに、100以上の小さな島々が点在する「九十九島(くじゅうくしま)」
国の天然記念物に指定された、象潟ならではの風景です。

田植えの時期、周りの田に水が張られると、緑の島々がまるで海に浮かんでいるように見え、かつて入り江だった頃の象潟がよみがえります。
一年の中でも、今だけしか出会えない景色です。

 

海が陸になった、不思議な成り立ち

九十九島のはじまりは、すぐそばにそびえる鳥海山にあります。
はるか昔に起きた鳥海山の山体崩壊によって、大量の岩塊が海まで流れ下り、入り江に浮かぶたくさんの小さな島々をつくりました。これが象潟の原形となった「九十九島」です。

その姿が大きく変わったのが、1804年(文化元年)の象潟大地震です。
この地震で土地が約2メートル以上も隆起し、海だった入り江は一夜にして陸地へと姿を変えました。海に浮かんでいた島々は、そのまま田園の中に取り残されたのです。

今、私たちが目にしている風景は、自然がつくり上げた長い時間の記録でもあるのですね。

 

 

ちなみに、長崎にも「九十九島」があります

実は「九十九島」という名前の景勝地は、遠く離れた長崎県にもあります。
佐世保市から平戸市にかけて広がる、208もの島々からなる群島で、こちらは西海国立公園に指定された海の名所です。読み方も同じ「くじゅうくしま」。

同じ名前でも、長崎は今も青い海に島々が浮かぶ風景、象潟はかつて海に浮かんでいた島々が地震で陸地になった風景。
「海の九十九島」と「陸の九十九島」、対になっているようで、なんだか面白いですね。

旅先で「九十九島へ行ってきた」と聞いたら、どちらの九十九島だろう?と想像してみるのも楽しいかもしれません。

 

松尾芭蕉も訪れた、歌枕の地

象潟は古くから景勝地として知られ、能因法師や西行法師が歌に詠んだ「歌枕」の地でもあります。
松尾芭蕉も『おくのほそ道』の旅で、この象潟を最北の地として訪れました。

当時の象潟は、松島と並び称される入り江の名勝。
にぎやかで明るい松島に対して、象潟にはどこか静かでもの寂しい趣があると芭蕉は感じたと伝えられています。

水面に島々が浮かんでいた頃の景色を思い浮かべながら眺めると、また違った味わいがありそうです。

 

 

見どころ・楽しみ方

■ 道の駅象潟「ねむの丘」から一望
全景をゆっくり眺めるなら、道の駅象潟「ねむの丘」の6階展望室がおすすめです。
鳥海山と田園に浮かぶ島々を、一度に見渡すことができます。

■ 蚶満寺からの散策
芭蕉ゆかりの蚶満寺(かんまんじ)からは、駒留島や弁天島など、かつての島々をめぐる散策も楽しめます。
近くを歩くと、ひとつひとつが本当に小さな“島”だったことを感じられます。

■ 見頃と時間帯
田に水が張られる田植えの時期が、いちばんの見頃です。
朝や夕方の光がやわらかい時間帯は、水面に空や鳥海山が映り込み、より幻想的な景色になります。

■ にかほ市観光協会の九十九島情報はこちらから>>
にかほ市観光協会「九十九島」のページはこちら>>

 

象潟モンゴルヴィレッジバイガルからのアクセス

九十九島(道の駅象潟「ねむの丘」)まで、バイガルからお車で【◯分】ほどです。

初夏の象潟をぐるりと楽しんだあとは、ぜひバイガルへ。
バレルサウナや海の幸を味わえるプランなど、その日の気分に合わせてお選びいただけます。

 

ご予約はこちらから(HPからのご予約が最安値です)

 

お問い合わせ先 TEL 0184-74-3308 象潟モンゴルヴィレッジバイガル

〒018-0109 秋田県にかほ市象潟町冠石下63-3

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