モンゴルの魅力
モンゴルと聞いたら、広大な草原や遊牧民の文化、モンゴル相撲などを思い浮かべる方が多いかもしれません。今回は知っているようで意外と知らない、モンゴルの魅力をご紹介いたします。
■モンゴルってどこにある?
モンゴルは東アジアに北部にあります。わかりやすくいうと、中国とロシアに挟まれている国となっています。
首都はウランバートル。言語はモンゴル語(国家公用語)、カザフ語です。人口は約350万人で、全体の95%がモンゴル人です。
国の面積は156万4,100㎢で、日本の約4倍になっています。
モンゴルは日本からどのくらいで行けるかというと、平均時間ですが、東京・成田空港から首都ウランバートルまで約5時間30分、ウランバートルから成田空港まで約4時間30分程で現地に行くことができます。時差はマイナス1時間です。
モンゴルの文化、遊牧民のゲル
■どうしてゲルで生活してるの?
モンゴルには世界で最も多い遊牧民が暮らしています。遊牧民はその名の通り定住せずに『ゲル』と呼ばれる移動式の家に住みながら家畜を飼って生活しています。ヒツジ、ヤギ、ウシ、ウマ、ラクダといった家畜を放牧し、季節によって遊牧に適した場所を探して、家畜とともに移動して暮らしています。家畜から乳や肉のほかにも、衣服として使う毛皮など生活していく上で必要なものを、家畜と自然の資源を無駄なく活用しています。
■過酷でキビシイ気候
果てしなく広がる大草原の景色に、勝手に爽やかな風の吹く気候なのかと思いきや、とても厳しい自然との戦いがありました。
モンゴルは大陸性の気候が特徴で、年間の気温差が極端に大きくなっています。夏には40℃を超える暑さになる一方、冬には-40℃になることも(!)。その場合は気温差は約80℃にもなります。
それに加えて年間降水量がとても少なく、乾燥した草原が広がっていることになります。
ゲルの中での生活は?
■ゲルの特徴
モンゴルの伝統住居の「ゲル」は、組立式。上から見ると円形になっていて、天窓から放射状に屋根が組まれています。そこにヒツジの毛で作ったフエルトをかぶせます。屋根の中央には天窓があって、小さなドアから出入りします。自然素材で作られていて、夏は涼しく冬は暖かく、耐久性に優れている住居です。
季節の変化に対応しながら、解体したり組み立てたりして移動する遊牧民の住まい。快適な環境で実用的な「ゲル」生活は、自然と共存する、モンゴルの文化が感じられます。
■ゲルでの生活
遊牧民はゲルの中でどんな生活をしているのでしょうか?まずは、ゲルの入口から見て、左側が男性、右側が女性と子どものスペースに分かれています。中央にかまどが置かれていて、そこで料理をしたりストーブとして暖を取ります。また、ゲルに入るときは必ず右足で入ることや、ゲル内は時計回りに移動することなど、独特の文化があります。数千年の歴史があるといわれているゲルは、厳しい自然環境と遊牧民の生活スタイルに適した魅力いっぱいの住居になっています。
バイガルはモンゴルのゲル文化を体感できるグランピング施設となっております。
2023年の営業は10月いっぱいで終了いたしました。2025年4月から営業再開予定です。来年も皆さまのお越しをお待ちしております。
お問合わせ先 TEL 0184-74-3308 象潟モンゴルヴィレッジバイガル