
遊牧生活と鍋料理の深い関係
モンゴルと聞くと、広大な草原、遊牧民のゲル(移動式住居)、そして馬の文化を思い浮かべる方が多いでしょう。実はモンゴルには、厳しい自然環境の中で育まれた独自の「鍋文化」が存在します。日本の鍋料理とは異なり、シンプルで豪快、そして生命力に満ちた食文化が特徴です。
モンゴルの食文化は、遊牧生活と切り離して考えることができません。寒暖差の激しい大陸性気候では、体を温め、栄養価の高い食事が不可欠です。そのため、肉を中心とした料理が発達し、鍋料理は効率的に栄養を摂取できる調理法として重宝されてきました。
味付けは、塩を基本とし、肉そのものの旨味を最大限に引き出すことを大切にします。これは、素材の良し悪しがそのまま料理の質に直結するという考え方に基づいています。

代表的なモンゴルの鍋料理
①バンタン
バンタンは、小麦粉を水で溶いてスープに流し入れ、羊肉と一緒に煮込むとろみのある鍋料理です。寒い草原で体を温めるために食べられてきた料理で、消化が良く、子どもから高齢者まで親しまれています。素朴ながら、羊肉の旨味がしっかり感じられる一品です。
②ツォイワン・シュル
ツォイワンは本来炒め麺料理ですが、スープ仕立てにした「ツォイワン・シュル」は鍋料理として楽しまれます。羊肉、キャベツ、人参などの野菜と手打ち麺を一緒に煮込み、具だくさんで食べ応えがあります。家庭料理としても人気が高く、日常の食卓によく登場します。
③ゴリルタイ・シュル(羊肉と麺のスープ)
羊肉と手打ちの麺を一緒に煮込んだ、モンゴルの家庭で広く親しまれている鍋料理です。味付けは主に塩のみで、羊肉の旨味が溶け込んだスープが特徴です。遊牧民の暮らしの中で、体を温め、力をつけるための大切な日常食として受け継がれてきました。

みんなで囲む食事の意味
モンゴルの鍋文化で重要なのは、「みんなで同じ鍋を囲む」ことです。家族や仲間、客人と鍋を共有することは、信頼や絆の象徴でもあります。遊牧民社会では助け合いが不可欠であり、食事はその関係性を再確認する大切な時間なのです。
日本の鍋文化と同様に、鍋を囲むことで自然と会話が生まれ、心も体も温まります。モンゴルの場合は「生きるための食」「分かち合う食」という側面がより強調されている点が印象的です。
象潟モンゴルヴィレッジバイガルで味わう、モンゴル鍋文化
近年、首都ウランバートルを中心に都市化が進み、中華風火鍋や韓国風鍋料理も人気を集めています。しかし、家庭や地方では今なお伝統的な鍋料理が大切にされており、モンゴル人のアイデンティティの一部として受け継がれています。
秋田県にかほ市象潟町でも
私たち象潟モンゴルヴィレッジバイガルでは、モンゴルの遊牧文化を「泊まる・食べる・感じる」体験としてお楽しみいただけます。その中でも特に人気なのが、寒い季節にぴったりの火鍋を味わうプランです。モンゴルの「鍋文化」を、日本にいながら気軽に体験していただけます。
象潟の自然とモンゴルの文化が出会う場所、象潟モンゴルヴィレッジバイガル。ここでしか味わえない火鍋体験を通して、モンゴルの鍋文化の魅力をぜひ感じてみてください。

■【焼肉+海鮮プラン】国産和牛や新鮮な海の幸をご堪能ください。
食事は焼肉プランと火鍋プランからお選びいただけます。写真は焼肉+海鮮プランで、国産和牛や新鮮な海の幸をご堪能いただけるコースとなっております。
2025年11月以降は3棟のみご宿泊可能となっております。冬の象潟とモンゴルゲルの異空間をお愉しみくださいませ。
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